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愛知歴史探訪 宮本武蔵編
題名を読んで、驚かれた方も多いと思います。
愛知歴史探訪、宮本武蔵編です。
どんなに日本史に疎い方でも、宮本武蔵はご存知かと思います。
日本の歴史にその名を遺す剣豪で、巌流島にて佐々木小次郎と決闘をしたということは、あまりにも有名です。
その、宮本武蔵が、愛知県にゆかりがあると知ったときは、私も大変驚いたものです。
……申し遅れました。ブログ担当のノロです。
興奮のあまり、名乗るのを忘れてしまいました。
以前、家康編の3の最後にて、実は、家康ゆかりの地には、
日本史の大スターにもゆかりがあって、それを後日紹介する旨を書いて、お別れしてますが、
その「日本史の大スター」というのが宮本武蔵なのです。
宮本武蔵は岡山県の生まれとされていて、有名な巌流島での決闘は、
1601年とも、1602年とも言われています。
宮本武蔵が名古屋へ訪れたのは、1624年ころだと言われているので、
巌流島から20年も経過してからになります。
尾張藩にいるときには剣術指南をおこなったとされていて、
家康の人質交換がされた「笠寺観音」の宿坊である、東光院というところで寝泊まりをしていました。
宿坊とは、お寺の宿泊施設のことです。
東光院の門前にある説明書きには、しっかりと宮本武蔵のこともふれられていました。
こちらの東光院には、武蔵自作の木刀、自筆の書、自画像などが残っているそうですが、
現在は見ることができないとのことでした……残念。
そして、近くの笠寺観音には、
武蔵の顕彰碑が建てられています。(顕彰碑とは、その人の隠れた功績をたたえて知らしめるために建てられた碑のことです)
お参りをしてすぐに帰ってしまうとわからないところに建てられているので、
笠寺観音に行かれた方は、ぜひ、武蔵の碑と、家康の碑を探していただきたいところです。
こういった発見も、歴史を追って観光するうえでの楽しいところだと思います。